データエンジニアになるためには、必ずしも資格は必要ありません。
ですが、データエンジニアを目指すうえで近道となる資格、知識の習得に役立つ資格はあります。
その一つとして挙げられるのが「Professional Data Engineer」です。
この認定試験では、データを収集し、変換し、公開して、他者がデータに基づく意思決定するのに必要な要素を習得しているか、判断されます。
データベースの設計や構築、運用だけでなく、セキュリティやコンプライアンスなど、データベースを扱う上での素養も身につけることができる試験内容となっています。
さらに、「統計検定」もデータ分析に関するバランスの良い知識を身につけるのに適した試験といえるでしょう。
統計学には様々な手法があり、どの方法を使ってデータを分析したのか、理路整然とした説明を行うことができるよう助けられるはずです。
統計学の知識があると、データエンジニアに求められる論理的な思考を身につけるのにも役立ちます。
IT業界が未経験の方がデータエンジニアを目指す場合は、「基本情報技術者試験」を取得しておくことがおすすめです。
こちらの試験では、プログラミングやアルゴリズム、システム開発に加え、経営戦略や法務など、幅広い知識を習得できます。
試験内容は知識を問うものだけでなく、実践的な内容が多いので、これからIT業界で働きたい人に資するものになっています。
試験に合格することで、データエンジニアになる基礎があると判断され、ポテンシャル採用につながるケースもあるようです。